はなぶさ苑には複数の入所系サービス、通所系サービスの他、訪問系などもふくめたくさんの働き方があります。また、キャリアアップして相談員やケアマネージャーになる職員も毎年出ています。
それぞれの事業所には介護士の他に看護師、療法士などが配属されており、他職種の働き方を学ぶ機会もたくさんあります。このように、『どこで、誰と、どんな経験を積んでいくか』の選択肢がたくさんにある事が特長の一つです。色々な部署で多様な経験を積むことで、どんな分野でも活躍可能なユーティリティープレーヤーになることができます。

はなぶさ苑の残業時間は、全社平均で約一人当たり2.8時間/月程度です。管理職や相談員になると、特にレセプト業務の時期にまとまった超過勤務が必要になる事もありますが、一般の介護士に関しては多くの場合時間内に仕事を終えています。ただし、はなぶさ苑に限りませんが、コロナウイルスやインフルエンザなどで複数の同僚が出勤できない時などは一時的に仕事の負荷が高くなってしまう事もあります。このような時は、可能な方にお願いして追加の勤務をお願いするなどしています。パートタイム契約の職員は、基本的に残業は0です。

入所系

通所系

新卒時は無資格未経験。それでも飛び込んだ介護の世界。

現在は「はなぶさ苑リハビリショートステイ」の管理者となったが、

ふと振り返ると今までの経験がすべて活かされていることに気づいた。

他法人の老健やグループホームでキャリアをスタートしました。すぐに介護のやりがいを強く感じるようになりましたが、同時に怖さも感じるようにもなりました。特にグループホームでは慣れない環境の中ですべての業務を一人でこなさなければならず、夜勤では仮眠も難しいことがよくありました。
こうした環境に心身ともに消耗し、一息つきたくなり派遣社員となり、はなぶさ苑での勤務に登録しました。はなぶさ苑での勤務を始めて約1年半ほどが経った頃、当時の上司である小林さんから正職員にならないかと誘われました。はなぶさ苑にはたくさんの先輩がおり、物事を相談できる環境が豊富にありました。上司にも恵まれ、色々なことを相談できました。ここでなら安心して働くことができると思ったんです。はなぶさで長く働き、キャリアを積んでいきたいな…と考えていたタイミングで、正職員の話をいただきました。ここでなら安心して働くことができると思えたタイミングだったことがあり、小林さんのお誘いを受けることにしました。


介護福祉士試験は実務でスキルが身についていたからそれほど苦労せず合格できました。ケアマネ試験は法律や社会福祉の考え方など、日常業務ではなかなか身につかない論点の学習に苦戦しました。それでも当時の女性上司の理解もあり、勉強時間を確保することができました。また、試験前には居宅所長の五十幡さんが勉強会を主催してくれ、誤答した問題は復習を欠かさず行うことができました。本試験でどの部分が重要な論点かなど、最新の改定傾向を踏まえて教えていただいた情報も役立ちました。キャリアアップは、このように周囲の支援をいただいた結果だと感じています。

同じ仕事をしている人から何かを尋ねられた場合、しっかりと答えられるような存在になりたいです。私自身、相談できる相手がたくさんいることではなぶさで正職員になり、その後も助けられてきました。それに、シンプルに良いコミュニケーションが取れる職場は魅力的だと思います。今は管理者という立場になり、より多くの相談を受ける立場になっているので、私がそういった環境をつくる番だと思っています。と、いいつつも、管理者として困った時は、先輩の管理者である粂原さんに相談に乗ってもらい、やっぱり助けてもらっています。

はなぶさ苑で働きだしてからも、慣れた環境を離れ「新しいこと」にチャレンジする時は心のどこかでドキドキしていました。なじみのないことを始め、上手くいかない時などは辛かった記憶もあります。ですが、今となってそういう辛さも含めて、すべての経験が自分の糧になっているように感じます。新たな職業につくことや職場を変えることは簡単ではないと思いますが、はなぶさ苑にはたくさん頼れる人がいるし、頼ることが“当然”という文化がある職場だと思います。ぜひ勇気を出して飛び込んでみていただきたいです。