主にデイケア、デイサービス、ショートステイのご利用者の送迎を行っています。

また、送迎で使用する車両の整備や運行前の点検、運行記録の作成も行います。

実は送迎の車内の中で、ご利用者の本音を聞くことができます。
「今日はこんなうれしいことがあった」「本当はこんなサービスを受けたい」などなど、
ご利用者によってはなかなか現場の職員には言いにくいこともあるようです。

そういった話を丁寧に傾聴しつつ、事業所に帰ってからご利用者のお話をサービス現場に
伝えると、それが元で業務改善ができることもあります。
単なるドライバーではなく、私たちも一緒にサービス開発を担っているのだなあと感じる瞬間です。

何と言っても無事故・安全運転です。
毎年、介護事業所の送迎車が事故を起こしてしまったというニュースを何件か目にします。
また、保育園や幼稚園の送迎バスに子供を置き去りにするという事故も、未だに無くなりません。
これらの出来事は、いつ私たちの身の回りで起きてもおかしくないと思っています。
だからこそ、些細な気づきやヒヤリハットを大切にして、絶対に事故を起こさないことを第一に考えています。

職名は「送迎ドライバー」ですが、通所のご利用者やそのご家族からすれば、その日最初に出会う
はなぶさ苑のスタッフでもあります。
私たちの態度一つで、その日のご利用者の気持ちが大きく変わってしまう事もあると思うのです。
そういった背景からか、我々ドライバーは法人内でも「運転手」ではなくサービスマンとして扱われます。

「ドライバーは現場の事に口を出すな」ではなく「どうしたらいいサービスができるか」を共に
考える仲間として仕事をすることは、大きなやりがいにもつながります。